
100種類以上の楽器/非楽器を操り、作詞・作曲、レコーディングからミックスまで全てをひとりで行うポップ・マエストロ、あるいはマッド・サイエンティスト。2004年5月、米ニューヨークのインディー・レーベルMusic Relatedより、カラフルでドリーミーでありながら翳りを帯びた美しい楽曲を収めた30分足らずのデビュー作『Night Piece』をリリース。無名の日本人、日本語歌詞であったにもかかわらず、世界中から注文が殺到して初回プレス分は瞬く間に売り切れ、各国のメディアで絶賛を浴びた。このアルバムは日本でも同年8月、音楽雑誌mapのレーベル、Compare Notesより発売される。2005年には、2ndアルバム『L.S.T.』を世界十数ヶ国で発表。とりわけフランスでは雑誌、新聞、ラジオで大きく取り上げられ、日本を含む世界各国のアニエス・ベー店舗でも試聴機展開された。翌2006年にはそのフランスとスペインと北欧を回る初のヨーロッパ・ツアーを敢行。2007年10月、緻密に構築されながらもかつてない開放感に満ちたサード・アルバム『EXIT』をPヴァインよりリリース。妥協を許さない音源制作に打ち込む傍ら、ライヴ活動(*)も積極的に行っており、2008年7月にはNANO-MUGEN FES、フジ・ロック・フェスに相次いで出演。同年9月、SONY USA傘下のレーベル、StarTime(ピーター・ビョーン&ジョン等も在籍)より『EXIT』がライセンスリリースされ、2度にわたる北米ツアーを行った。
ソロ・ライヴではギターと歌のみでCDとは全く別世界を表現し、ギタリストとしての存在感の大きさも浮き彫りになる。一方で、アコーディオンやトイピアノやパーカッションをはじめ、様々な楽器が所狭しとステージに並ぶ、見た目にも楽しいバンド編成のライヴでは、祝祭的な雰囲気すら醸し出しつつも、より楽曲を多面的に掘り下げていく。USツアーに際しては、ベイルートやザ・ナショナルといったバンドのメンバーと短期集中でリハーサルを重ね、日本とはまた一味違う魅力に溢れたアンサンブルを編み出して観客を熱狂させた。
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